日本のフェリー様より緊急依頼がありました、ラジエータの納品をして参りました。
設計確認 ~ 製造 ~ 輸出 ~ 梱包船積 ~ 日本へ入港までは、とても順調だったのですが、日本での通関で少し時間がかかりました。。
それは、近年増加している ゴールドの密輸入 が影響しているようでして、
税関にて、 X線検査や使用用途、さらには、このラジエータの説明書、ラジエータの内部に入っているもの 等々の質問が出てきたりと、とても&とても 苦労致しました。。
さて、話は変わりますが、
この空冷式ラジエータなのですが、
フェリーに搭載されている発電機の中でも、一番重要な発電機に取り付けられています。
それは、万が一の船が沈没となってしまう際に、最後の最後まで船の照明・誘導灯を点灯させます。
(映画にもなりましたね。。)
そう、『非常用発電機 (Emergency Generator)』に取り付けられているからです。
法令で定められた点検はされていましたが、
普段は、使用されない発電機 の為、塩害による劣化が少しずつ起きてしまっていたようです。
身近な例ですと、
沿岸に数か月~数年ほどクルマを駐車したままにすると、バッテリーは上がってしまい、ゴムは劣化して、サビがあちらこちらに出てしまい、エンジンはかからなくなってしまいます。
発電機も、クルマと同様に、普段からエンジンをかけてあげてほしいです。
そして一番大切なのは、
・ クルマであれば、人や荷物を載せて走ること
・ 発電機であれば、実際に電力の負荷をいれてあげること
寿命を維持してあげるために、管理されている方とのご相談のもと、みなさんもぜひ試してみてくださいね。。
フェリー様、お困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。
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